2013年06月15日
アトリエエンビのこと

アトリエ エンビのロゴマークを作りました。
ずっとずっと、あれこれ考えて直して直して。
うちには毎年暖かくなると、ツバメが来ます。
そして毎年、軒下にある同じ巣での生活が始まります。
お父さんとお母さんは、まずはせっせと巣の修復をして
しばらく過ごせる為のおうちを整えます。
やがて、卵が生まれ、お母さんはずっとずっと卵を温めます。
しばらくすると、5羽くらいの雛がかえり
その後は、朝から晩までお母さんもお父さんも
子どもの為に一日中飛び回って、エサを獲って来ては
子どもたちに食べさせます。
雛は、ほんとに日に日に大きくなり、あっというまに
巣からはみ出しそうなくらいに大きく成長します。
成長すると、今度はみんなで少しずつ、お父さんお母さんに習って
飛び方の練習とエサ獲りの練習に明け暮れます。
雛がかえってから、こうして成長しても
私達人間が巣の近くに行くと、必ず親が側に戻って
外的から攻撃を受けたりしないか、しっかり見張っています。
空を飛ぶ練習のときも、うまく飛べない子がいれば
お母さんは、その側を離れず、ずっと見守っています。
最近は、みんなしっかり飛べるようになって
家族みんなで、日が昇るとどこかへ出掛け
日暮れになると、全員で巣に戻って窮屈そうに静かに眠ります。
今年は、子どもが大きくなりすぎたのか
お父さんは、すぐ近くに、去年作りかけた巣を増築し
一羽の子どもと、お父さんはそちらの増築邸で寝ている様子。
こうして、子どもたちが一人前になるまで、うちの巣で暮らし
そろそろ、どこかへ巣立って行きます。
こんな、家族の愛と賢さに、本当にいつも感動します。
アオリエエンビは、そんなツバメたちにあやかってつけた名前です。
姉妹店のツバメカフェと共にかわいがっていただけたら幸いです。